家庭菜園のための畑作り

庭に畑を作って家庭菜園を楽しみたいとのことで土の入れ替えをしました。

30㎡くらいの広さで深さ40cm以上を入れ替えます。

もとの土質もそれほど悪くなかったので最低40cm以上の深さをキープすればある程度の根の深さに対応できます。

現状庭
現状庭

現状は家屋の建設跡地で、解体後埋め戻しされている状態で手前はレンガチップで化粧してあります。

まずは設定した深さまで掘っては土を捨ての繰り返しで10台以上の残土を運搬処分しました。

畑掘削
畑掘削

水はけもよく、転圧すればよく締まる土質で現状の土も決して悪くないです。

畑には向いてませんが…

住宅側に見切りのブロックを2段積み畑とえんをきります。

写真左手

 

箱根土入れ替え
箱根土入れ替え

 

いよいよ土を入れ替えていきます。

おそらく静岡県ではほぼ全域で箱根土といわれる箱根あたりの山で取れる土を使うと思います。

適度な水持ちと水はけで植木土などにも使われるとても良い土です。

またねだんも高くないのでダンプで複数台購入することもよくあります。

土は掘り返すと少し膨らむので体積が増えますが、新たにいれた土も転圧したり踏んだりすれば体積がへります。

出した残土以上に箱根土を搬入しました。

ある程度の深さがあるのでかるく締めかためながら全体にならしていきます。

箱根土入れ替え完了
箱根土入れ替え完了
わだち補修
わだち補修

ダンプで何往復もして乗り入れの侵入路にわだちができてしまうのでもとの砕石と同じ0-40といわれる土で補修して完成です。

レンガチップで化粧してあった部分は事前に断って全面0-40をしきました。

ちなみにこの0-40も、最強の土だと思います。

水はけがよく、よく締まり、とても安いです。

静岡市の丸子で採掘されています。

産廃
産廃

ちなみに掘り返した土から前の家屋を解体した際の産廃が出てきたので処分しました。

これからお施主さんも家庭菜園を楽しめる喜んでいただきました。