今年の梅雨はなんだかよくわからない降り方で作業があまり進みません。
雨の止み間に基礎天端をモルタルで平らにしていきます。↑
最近はレベラーという流動性の高い材料を流すと水のように最後は勝手に平らになる商品でやる事が多くなりました。型枠を外す前にレベラーを流しておけば型枠を外した時にはもう平らになってるという優れものです。
今回は従来のやり方でモルタルを塗って平らにしてあります。
専用のまっすぐな木材を水平に設置していき、その高さに合わせてモルタルを塗って行くやり方です。
私が弟子の頃は住宅の基礎もすべてこのやり方でした。
施工後に計測してみても家全体で1mmの誤差が一ヵ所あるかどうかぐらいの精度でした。
レベラーが出た当初はレベラーの扱いに慣れていないのでモルタルの方が平らになるという雰囲気がありましたが最近ではもっぱらレベラーの扱いに慣れてレベラーが普及して久しい感じです。
重機である程度土を戻していきます。
この時重機でよく踏んでおくと後の地盤の沈下を軽減できます。
↑写真手前の小さな機械は表面を平らにするもので土に強い圧力をかけられないので
基本的にエクステリアで扱う構造物(大きいものは別)は基礎ができたら上物はそれほど難しいところはないのでどんどん進んでいきます。
↑この状態だと日をまたぐには不安定なので壁のパネルを何枚か入れて本日の作業は終了です。