掃き出しにウッドデッキ

前回駐車場のコンクリートと同時にウッドデッキを設置するスペースにもコンクリートを打設したのでウッドデッキ本体を組み立てていきます。

土間乾きました
土間乾きました

前回打設してから数日経ってコンクリートも乾いてキレイに真っ白になりピカピカです

ウッドデッキ建て寄せ
ウッドデッキ建て寄せ

ウッドデッキの骨組みです

ウッドデッキの床板の周りには幕板というものがつきます。

↑写真の床の右側に張ってある板です。

もともとは本物の木で組み立てるものなので、劣化のきっかけになりやすい天然の木の切り口など床板の保護と見た目のためのものだと思いますが、この部材は床板よりも後にくっつけるので住宅と挟まれる向かって右側は取り付けることができなくなってしまいます。

そこで住宅にも用いられる建て寄せ方式の出番です。

仮に、作業しやすい場所で床板1枚を取り付けてから右側の幕板も取り付けた状態で全体を住宅ピッタリに寄せることでキレイに収まります。

まぁ特に技術力は必要ない工程ですが…

業者同士なら見てわかるのでプライドの問題ですね

ウッドデッキ完成
ウッドデッキ完成

↑こんな感じです

周りに塀がつくのでウッドデッキとの間は通路になるためステップは最小限です。

本物の木に強いこだわりが無い場合は天然木より人工木のウッドデッキの方が優れている点は多いです。

お施主様も木が良いとのことでしたがランニングコストもかかるし初期費用も変わらないし、木は色褪せるしささくれるので人工木ということに落ち着きました。

天然木の方が良いところもあるんですけどね

次回は多分塀です

静岡でベランダを作ってきました

古くなったベランダのやりかえをしてきました。

今まではスチール製のベランダのうえにデッキ材を敷いてあったらしく(既に解体済みで写真はありません。)骨組みが錆びて崩れ落ち、デッキ材も薄いプラスチック製だったらしく歩くとベコベコへこんでいたとのことでした。

ベランダの屋根を波板で作ってあったのですがそれもほとんど割れて無くなっていましたのでポリカの波板にかえます。

ベランダ工事
ベランダのやりかえ

スチールのベランダにアルミ製のベランダを増築したらしく、そちらは骨組みだけ残すとのことで解体せず残してありました。デッキ材だけやりなおしです。

お施主さんのご希望で残す骨組みは簡易的に作ってありグラグラと揺れます。当社で作り直すベランダを強固なものにして既存のベランダと連結させれば揺れは収まると思うのですが…

まずはポリカの波板を張り替えます。

ポリカ波板張り替え
ポリカ波板張り替え

ベランダは既製品ではないので十分な強度を得られるよう設計し使用材料を選定していきます。

後付けのベランダキットなら誰が作っても出来上がるものは同じですが今回は汎用材で作っていくため出来上がるものは工事をする会社によって違ってきます。

他社さんよりも強く安くキレイに早くできるかどうかがかかっていると思うと燃えてきます!

三協αプロ
三協αプロ

今回は三協アルミさんのαプロシリーズの汎用材で組んでいきます

骨組みの段階で人が乗ってびくともしない必要があります。

幸い(?)当社で作り直すベランダの範囲はトタン葺き(瓦棒葺きというものかもしれません)の上なので束柱を細かく取れます。

ベランダデッキ組み
ベランダデッキ組み

根太がしっかりと組み上がったことを確認し、トタンの上を掃除したらデッキ材を敷いていきます。

上の写真の左側の手摺りはLIXILさんの「ベランダ手すりⅡ」です。

安価ですが部材がシンプルな分、加工しやすいメリットがあります。曲がり角もコーナーセットがあるので簡易に施工できる上に曲がり角があるとがっちり止まるので強度的にもあった方が良いです。

デッキ組み完了
デッキ組み完了

無事デッキ材が組み上がりました。

使用したデッキ材はこれまた三協アルミさんのデッキ材で、中では一番安価なものではありますが、そこはさすがの三協アルミさんでまったくへこむ様子もなく、既存側のベランダも揺れなくなりとても良いベランダに生まれ変わったとお施主様にも満足していただけました。

ベランダ現場加工
現場加工ベランダ

敷地の境界いっぱいにベランダがあるためポリカの屋根のかぶりがなく雨がさしてくるのが少し気になりますが良いものができました。

既製品と違って現場加工のアルミ工事などはやる人の経験や技術力や設計の仕方が全面的に出るのでやりがいがありました。

最近リフォームが全国的にはやっているのか和室の砂壁や聚楽壁の塗り直しが多く久しぶりのアルミ工事でした。