熱遮断ポリカーボネイトの効果について

先日資材置き場の向かいのお宅で波板の張り替え依頼があったので熱遮断のタイプのポリカーボネイトに張り替えてきました。

現状クリアタイプの波板
現状クリアタイプの波板

現在はクリアタイプの波板を張ってあり夏は少し暑さを感じるのと、一部風が強い日は波板が風にあおられてパタパタと音がするのが気になるとのことでした。

上を覗いてみるとポリカーボネイトを止めるフックが2山ピッチで入ってました。

2山ピッチという言い方であってるかわかりませんが、フックとフックの間が一山で2山目にフックが入っている状態で少し多い気がします。

当社ではフックとフックの間が3山か2山の間隔で入れてますし、たぶんそれくらいが標準な気がします。

間1山で風にあおられるというのが疑問ではありますがフックを止める下地の間隔が遠い気がするので、下地を追加して音の発生を防ぐことを提案しました。

波板解体
波板解体

既存のポリカをバラしたところです。

6尺(約1800mmくらい)の出幅で根元と先端の間に2本しか下地が入ってません。

もう1本追加です。

波板下地材追加
波板下地材追加

約1800mmを3で割るので、今まで波板を止めるフックの間隔は600mmピッチということになります。

均等割ならの話ですが。

やはりもう一声ほしいところです。

できれば2本とも外して3本を均等割にして入れたいところですが、現状入ってる上の下地材はひさしとかぶってフックを止めるための作業スペースがないのでひさしから先にしか追加で入れられませんでした。

風を受けるのは先端側なのでそれでも効果はありそうです。

今回足した下地材ともとから施工してある下地材では同じアルミでも厚さが違い、より頑丈になりました。

雨樋
雨樋

雨樋が貫通していたので集水部分まで一度ばらしてコーキングをキレイにとります。

波板完了
波板完了

ヒートガードという熱線を50%カット(メーカーいわく)にして張り替え完了です。

体感でも少し違うと言っていただけました。

今年の夏が楽しみです。