一昨年、一級建築ブロック技能士の資格をとった時の話です。
エクステリアの施工業者としてはブロック積みは日常茶飯事なので当然保有しているべき技術で、普通はある一定のレベルで皆さんが持っていらっしゃるスキルです。
多少、できばえに差はあるかもしれませんが極端に上手い人も下手な人も見た事はありません。
完成したブロック塀がパッと見でこぼこな人は工事を任してもらえないので、出来上がりはそれほど差がないと思います。
それではどこに差が付くかということですが、私が思うにスピードや、作業中の段取りの上手さ、整理整頓しながら作業しているか、そして正確さです。
ここで言う正確さとは、分かりやすく言えば建築基準省令等に準拠しているか、です。
つまりルールを守っているかです。
恥ずかしながら私も試験勉強して初めて知ったこともありました。
大切なのは資格を持っていることではなく、必要な知識を勉強して行動を起こすことだと思い資格を取りました。
自分だったらこういう人に工事してもらいたい、そんなことを考えながら試験勉強に臨みました。
エクステリア業界は公共事業でもないので、厳しく取り締まられることもなく曖昧になってるのが現状で、実際それで問題が起きることもほとんどありません。
極端に変な工事をする人は最近はめったにいないと思いますのであまり心配することもないですが
各施工業者様が一丸となって良い雰囲気を作れたら素晴らしいと思います。
これからも自分に必要な知識はどんどん吸収していこうと思います。
今度土地家屋調査士に挑んでみようかと思ってます。