藤枝市で庭の樹木を伐採しました

だんだん寒くなってきました

先日あるお宅で庭木にまつわる配管トラブルで急きょ呼ばれて行ってきました。

なんでも、庭に生えた木が配管を潰して汚物が流れないとのことでした。

給水管も排水管もガス管もブロアーの配管も根っこが回り込んで根っこのカタマリにとりこまれてしまっているので少しづつ手作業で根っこを削りおとしていく感じになりました。

モチノキ
モチノキ

この時期赤くキレイな実をたくさんつけたモチノキでした。

モチノキは鳥によって運ばれ、そこらじゅうで気づくと生えてるような木で成長も比較的早いのでいつのまにか大木に育っています。

以前30年間ほっておいたモチノキを伐採したことがありますが、抜根の際は直径8mくらいの範囲を重機で掘削し、とても大掛かりな工事になってしまいました。

今回は数年間と言っていた気がしますが、どちらにせよ不要な樹木はほっておくと大変なことになります

モチノキ伐採
モチノキ伐採

まずは運搬用に枝および葉を落とします。

幹の直径は最大でも25cmオーバーくらいでした。

建築設備機器と近接しているのでチェンソーは使用せず手作業での工事となりました。

根っこのまわりを掘っていくと驚きのからみ方でした。

モチノキ根っこ
モチノキ根っこ

こちらのお宅の住宅まわりで一番埋設物が密集しているところに生えてしまったようです。

今回の依頼のメインである排水管(雑排水用)の真上に生えてしまったモチノキはそのままガス管、給水管、溜め桝、浄化曹用のブロアーのエアー配管だけでなく住宅の基礎にしょって生えているため住宅の真下にも根っこを伸ばしているようすです。

もちろん追い掘りはできません。

モチノキ根っこ部分
モチノキ根っこ部分

 

給水管も排水管もガス管もブロアーの配管も根っこが回り込んで根っこのカタマリにとりこまれてしまっているので少しづつ手作業で根っこを削りおとしていく感じになりました。

とくに給水管は根っこのカタマリの中で曲がりくねりながらも、割れることなく無事通水しておりHIの限界を見ました。エッチアイとは今日、一般家庭で普遍的に流通しており主流となっているもので黒に近い濃灰色で耐衝撃性に優れるものですが、かとう性に優れているということはないと思うのですが木の成長で徐々に力を加えていったためか、信じられないような曲がり方をしていました。

今回の工事は根っこの除去が主なので、配管のやりかえは20分で終わりました

といっても夜になってしまいましたが

伐採後
伐採後

無事完了し、今晩からまたお施主さんに安心して生活していただけます。

自然の力強さを感じました。

土間打設工事3

土間打設翌日
土間打設翌日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日の土間コンクリート打設工事の経過状況です。

↑打設した翌日です。

とても暑いのでもうかなり白くなっています。

この後湿潤養生として撒水しました。

土間打設二日目
土間打設二日目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌々日も撒水しましたが暑さで、写真を撮る前に撒水したのに既に乾いています。

 

土間打設三日目
土間打設三日目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土間コンクリート打設工事後三日目ですが色はそれほど変わってないですね。

この後施主さんの要望で車を乗り入れているので写真はありませんが五日目には全部真っ白になっていました。

コンクリートは最初一気に強度が出て、その後少しずつ強度を増していきます。

ちなみに、本来養生は七日なのですが私が見た中で最速は、土間コンクリート打設後翌日車を乗り入れてました。

プロの職人さんの工事ではありませんでしたが、土間コンクリートに見た目上の影響もなかったので思っているよりも速く強度が出ているのかもしれません。

私が工事したのなら必死で止めますが…

荒打ちと専門用語について

今回はお風呂場をユニットバスに変える工事です。

荒打ち前
荒打ち前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コチラ↑は古いお風呂場を解体した状態です。昨今は年代が一致してますので、よくある工事です。

住宅をリフォームするとどうしても水場をやりかえたくなり、リフォームをしたいような年代に建てられたお宅は布基礎にタイルのお風呂という状態で、ユニットバスに変えられる方が多いので最近は月に2、3回やらせてもらう工事ですが、理屈では今後は無くなる工事でもあります。

ユニットバスをユニットバスに変えるという工事はあまりやらないので…

当社はリフォーム屋さんからの依頼でユニットバスの下地(基礎)となるコンクリートの荒打ちだけですが、基礎というの何においても一番重要です。

 

荒打ち
荒打ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑コチラはコンクリート打設後です。

今回は特に書くこともないので少し専門用語を説明しようかと思います(*_*)

コンクリートを流し込んで鏝で平らにする行程のことを、打つもしくは打設と言います。

セメントに水を加えたものはノロとかアマとかでしょうか。おそらく正式にはセメントペーストです。

そこに砂を加えるとモルタル、さらに砂利を加えるとコンクリートで、水が無いコンクリートは空合わせと言って水が入っていて施工できる状態を生コンクリートと言います。レディミクストコンクリートとも言います。レディ ゴーのレディと合わせるという意味のミックスのミクストですぐ使える既調合コンクリートと言った感じでしょうか。

因みに水セメント比がコンクリートの強度に強く関係してきます。コンクリートの水が多ければ多いほど流動性が高く、水なので勝手に平らになりますが、コンクリートの中の水分が抜けって固まった状態の時にもともと水があった場所に空隙ができると考えたら、水が多い程固まった時にスカスカのコンクリートになるのだと想像していただければ水は必要最低限にしようという最近のゼネコンさん達の動きも納得いただけるのではないでしょうか。

少し記憶が曖昧ではありますがセメントが硬化するのに必要な水分は水セメント比で20%を切ってたような気がします。

正確な数字を覚えてなくて恥ずかしいところではありますが、現実的には施工のできない水分量なので作業をできるギリギリの水分量で施工することが堅牢なコンクリート建築物を造る上で重要なんです。

特に今回は3、400kgのユニットバスが上に載ってくる基礎部分なので、荒打ちとはいえ責任重大な工事です。

ちなみに荒打ちとはコンクリートを打設して、金鏝で仕上げるという通常の行程のうち最後の金鏝仕上げをしないことです。

見た目がツルツルになっている必要が無い場所ですので大切なのは平らにコンクリートが打設されているかなのでその様な場所は荒打ち仕上げとなります。

最近はエクステリアよりリフォームや土木仕事が多いような気が… (^-^;

タイル補修工事2

前回の続きでトイレのタイルの補修工事をしました。

先日タイル下地のコンクリートを打ってタイルをならべるとこまでやってあるので本日は目地だけです。

タイル下地コンクリート
タイル下地コンクリート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑タイルの下地のコンクリートで、いわゆる中塗りという工程です。

タイルを張るにあたって、このコンクリートが平滑であれば仕上げのタイルは自ずと平らになります。

左官工事もそうですが、下地及び中塗りが大事なので丁寧に平らをとる必要があります。

タイル張り替え完了
タイル張り替え完了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しくタイルを張り替えた状態です。抜けてる箇所はこの直後に張ったのですがこの状態でしか写真をとってなくて中途半端な写真になってしまいました。

なるべく近い色を選んだつもりでしたが、やはり色の差がわかりますね… 💧

タイル補修
タイル補修

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目地に屋内用の目地材を塗り込んで、水がひくのを待っている間に、お施主さんに玄関のタイルが欠けて落ちてしまっているのでカケラをとっておいてあるので補修してほしいとの要望があったので接着剤を取りに戻って補修まで目地の乾き待ちの間に終わりました。

このような、ついでにやってほしいという補修工事はよくあるのですが本工事より喜んでいただけることが多い気がします(*_*)

ついでならお金もかからないことが多いですし、自分でやるとしたら手間も時間もかかりますので気になるところがあったら言っていただけるとコチラもすぐに対応できてありがたいです。

感謝されるというメリットがありますので!

↓コチラが完了写真です。なんとか二日で終わり無事お施主さんも営業を再開できました。ありがとうございました。

トイレタイル補修完成写真
トイレタイル補修完成写真