静岡市で砂壁を塗り直してきました。

静岡市で砂壁を塗り直してきました。

依頼を受けてお施主さんの家に着き見てみたら、繊維壁(砂壁)の上からクロスを貼ってありそのクロスが剥がれていました。

クロス剥がれ
クロス剥がれ

湿気なのか接着剤の強さなのか、砂壁の表層ごと剥がれていました。

砂壁そのものは壁に残っているので、砂壁の骨材となる砂同士の結合力よりもクロスが剥がれる力の方が強かったのでしょうか。

厚さ1~2mmで塗ってある砂壁の表面から剥がれているので、クロスそのものを剥がしてから壁に残った砂壁をキレイに削っていきます。

クロス剥がし
クロスはがし

クロスは簡単に剥がれますがやはり繊維壁はしぶといです。接着剤もまだ効いているし他の所を見てもとてもキレイに塗ってあるので何故クロスを上から貼ってあるのか謎です…

キレイに下地のモルタルを出したら接着剤を塗布して元と同じ型番の材料を塗って仕上げました。

繊維壁塗り直し
繊維壁塗り直し
砂壁塗り直し
砂壁塗り直し

出隅で止めるのはおかしいので入隅で終わります。

一旦冷蔵庫をどかして奥の門まで塗って仕上げてから冷蔵庫を戻して完成です。

ちなみに写真手前の尖ってる側の門が出隅で冷蔵庫の裏にあたる引っ込んでる側が入隅です。(でずみ)(いりずみ)

つまり段ボールは出隅が12箇所あるということになりますね。

階段を断面で見たら出隅と入隅が交互に来ることになります。

まぁ建築用語ですね。

それにしても、お施主さんに伺ってないので今となっては確かめることもできないのですが、家全体を和風に仕上げて内装の壁も洗面所から廊下や室内まで全面キレイに左官仕上げになっているのになんでキッチンの垂壁だけ上からクロスを貼ってあったのだろう… ?

 

静岡市でバイク庫としてイナバのガレージを組み立ててきました

前回の続きになります。

ガレージの基礎のアンカーボルトがある程度固まったので中の土間を打設していきます。

イナバガレージ土間コンクリート
イナバガレージ土間コンクリート

今年は暖冬ですがやはり気温が低いので朝一番最初にコンクリートを打設します。この日は最低気温も7℃の予報なので問題ありませんが、建築基準法施工令(?)でしたか、養生期間として5日間最低気温2℃を保つ事とあったような気がしますが確かに真冬と真夏のような極端な気温はコンクリートの硬化不良や強度の低下に影響を及ぼします。なので「年内に間に合わせたい」と今回も言われていたのですがコンクリートを打設できないこともあるので今年は暖冬のためか、幸いコンクリートを打設することができました。コンクリートさえ打設すれば組み立てはすぐおわります。

イナバガレージ組み立て
イナバガレージ組み立て

土間は朝打設しても夕方までかわかないので、その間に組み立てを開始していきます。

まずは土台、はしら、桁、母屋と組み立てていき、屋根と壁パネルを要所からとめていきます。ここの作業は説明書でも細かく触れられてはいないので組み立てる人の考えが出てくるところだと思います。部材を1枚づつ緊結させることはないでしょうから、垂直水平を見て角だけ留めてから嵌めて行くのでしょうけどやっぱり見てると人それぞれでおもしろいところです。

イナババイクガレージ
イナババイクガレージ

翌日シャッターと残りの壁パネルを取り付けシャッターが落ちるところのたたきを打設して完了です。なんとか2日半で完了し、年内にという条件も守れました。これでバイクのセキュリティはほとんど確保できました。ちなみにこれは毎回お施主さんに説明しているのですがイナバの鍵はメーカーに鍵穴の番号を言えば普通に送ってくれるのでバイクガレージに入っているからといって、目を付けられることもあるのでちゃんとワイヤー等も取り付けていただきたいです。

静岡でバイク庫としてイナバガレージを組み立ててきました

昨年末の事ですが、防犯上の都合で某大型バイクのハーレーダビッド〇ンを保管するためにガレージを建てたいとのことでイナバのバイク用ガレージFXNシリーズを組み立ててきました。

既存物置
既存物置

現在イナバの物置が建っているのでまずは解体をします。

イナバやヨド物置等は寿命もながいので敷地内で移設したり、中古として譲ったりもできるのですが今回は、まだ使える状態でもったいないですが処分しました…

新規ガレージ用床付け
新規ガレージ用床付け

解体後、新規のガレージ用に床付けしていきます。

こちらのお宅にはちょうどガレージの角に雑排水の小口径があるので本体のサイズが選べず、当初の希望よりサイズを下げて1800×2600サイズです。

イナバガレージ基礎ブロック
イナバガレージ基礎ブロック

基礎のブロックを積んで土間の準備です。

どんな建物もそうですが、基礎が具合悪いとその後すべて上手くまとまりません。

ベースやトップ筋等の補強はもちろん、対角と水平や境界からの離れ等一番気をつけなければいけない作業です。

基礎ができていれば躯体は図面見ながら誰でも施工できるようになっています。

それはひとえに私が敬愛する株式会社イナバ物置さんの企業努力に他ならないです!!

アンカーボルトを基礎ブロックに埋めこんでありますが、気温が低くコンクリートの強度が出るまで少し時間をあけてからの作業となりますので年末で残り時間もあまり無かったのですが次の作業は、少し日をあけてからにします。

イナバ物置 DIYについて

会社の資材置き場にイナバの物置を設置しました。

仕事に必要な資格の受験勉強でここ数ヶ月日曜日が埋まってましたが、先日試験が終わったので以前からストックしておいた中古のイナバ物置を日曜日に組み立ててみました。台風の被害で倒れたものらしく土台の部分が曲がっているので叩いたりペンチで形成しながらなんとか使えるようにして簡易的に施工してみました。

お客様に依頼されて工事する時にはやらないやり方なので参考にはならないかもしれませんが、体感で問題なさそうです。

イナバ物置土台
イナバ物置土台

イナバ物置に限ったことではありませんが、物置やカーポート、ガレージなどほとんどのアルミ製品の工事は、段ボールやフィルムなどの梱包材の剥離と基礎工事が全体の工事時間の半分を占めます。

精神的には7割です。

基礎工事が終わったら私の頭の中では工事は終わってます。

なので今回は基礎も組んである状態でバラして持ってきてあるので基礎ブロックを設置したら置くだけで基礎工事は終わりです。

本来はここまでに1時間はかかります。

砂とセメントを混ぜて空のモルタルにしてからブロックの水平を見て仮に置いた後に土台を置いてみて、土台に合わせてブロックをズラしただけなので15分で終わりましたが、本当はちゃんと水で練ってモルタルかコンクリートにして、転倒防止の金具を埋設するための穴もほらないといけません。

これが割りと時間かかります。

そして残土が思ってるより出ます。

重量物を入れて、風をあまり受けない場所に設置しておけばちょっとやそっとじゃ倒れないので今回は良いにしました。

道路沿いに設置してある物置はちゃんと施工してありますが今回は敷地の中の方なので…

イナバ物置シンプリー
イナバ物置シンプリー

今回はシンプリーというタイプで床も天井も簡単に施工できるシリーズです。

土台を決めたら壁を組んでいきますが、風が強いので部材が常に安定するように組んでいきます。最初は不安なので、次に使う材料をすぐ横に置いておいて必要なボルトは手で持っておき電動工具は自分のベルト等に引っかけておきます。

最初の壁を建てたらボルトで止めながら常に片手で保持しつつ次の壁を建てて連結させておきます。そうすると壁がL字に建つことになるのでとりあえず安定します。

ここまでを一工程として、反対側も同じように建てて、全ての壁を嵌めていきます。

なお説明書はないので順番は違うかもしれませんが、イナバさんは一流の会社なので組み立てはとてもシンプルでわかりやすいです。100棟近くは建ててきたので押さえるべきポイントも頭に入ってるので多少我流です。

しつこいようですが、実際に依頼されて施工する場合は図面の順番を守ります。

変更点があるかもしれないので

イナバ物置ボルト
イナバ物置ボルト

逆に図面には書いてないことですが、ボルトの締める順番や本締めのタイミングと順番は人それぞれな気がします。さすがに一本づつ本締めする人はいないとは思いますが考え方がバラバラで、鉄骨の建て方などをやったことのある人や鍛治屋仕事に携わったことがある人等はこだわりが強いかもしれません。

私の考え方は手で2周ほどボルトをかませておいてある程度全体的に壁と屋根が入ってから柱の垂直を確認して、柱側から垂直面、天井側、床側の順番で電動工具で本締めします。屋根は全体のひねれに影響するものですが、ボルトが入った時点で支障のあるようなひねれは無いはずです。せんきを防ぐためにいきなり電動工具を使うのは良くないです。

ネジが噛み合ってないのにネジを締めていってネジ山が潰れてしまっている状態をせんきと言います。

たぶん方言じゃないと思いますが確かじゃないです…

イナバ物置シンプリー2
イナバ物置シンプリー2
イナバ物置シンプリー完成
イナバ物置シンプリー完成

時間のかかる基礎工事を大幅に簡略化し、梱包のバラしもなかった為ゆっくりやっても1時間ちょっとでできました。

新品をちゃんと商品として提供する前提で施工するならやはりシンプリーでも半日近くかかると思います。

自分でできることは自分でやれば工事費の節約にもなります。

外構工事中なら職人がいるので、わからないことは聞いていただければ助言もいたします。

必要な道具も工事中でしたら無料でお貸しいたしますのでお気軽にお声かけください。

年末はみなさん忙しい時期ですがお体に気をつけて良い新年を迎えましょう