先日知り合いの方からの依頼でトイレを洋式に変えたいのでタイルの補修をしてほしいとの話があり、タイルの張り替えをしてきました。
↓コチラは変更前のトイレです。
とりあえず既存の和式トイレの解体です。
ラーメン屋さんなので営業時間が終わるのを待って夜解体をして次の日にタイルを張り替えることになりました。
水道屋さんにも配管の変更をしてもらい、クロス屋さんにもクロスの張り替えをしてもらいます。
しかしタイルの補修工事でよくあることなのですが、同じタイルが手に入らず色が微妙に変わってしまうことが多いので、段でハッキリ分けたり全部張り替えたりと、おかしくならないようにする必要があります。
今回は下がった床と壁のタイルは下から三段を張り替えます。
最近はタイルを張る箇所が少なくなりましたがタイルってとてもキレイに仕上がり、天然の木材のような暖かさとは逆のしっとりとした感じボクは好きなんです。
しかも今は技術の向上で光触媒など、抗菌防臭効果がスゴいんです。
トイレがキレイになるってとても気持ちが良いですね。
これは知り合いの水道屋さんに聞いたことですが、公共インフラが整ってない国に最初に浸透させるべきは、上水ではなく下水とのことです。
確かになるほどなと思いました。
上水、つまり飲み水や選択等に使う水道も各家庭に行き渡っていれば便利ではありますが、下水のシステムが整っていないと不衛生で昔から世界中でコレラ等の病で命を失った方も非常に多いという問題があります。
トイレも下水のシステムの一つで、メーカーさんの努力により自動洗浄機能等も広まってきています。
居住空間において表舞台に立つ空間ではないかもしれませんが、キレイで清潔なトイレというのは生活の一部として無くてはならない大切なものです。
トイレの改装は施工する側としましてもすがすがしい気分になるものです。
明日はタイルの目地までやって完成です。