昨年の11月ころに「エクステリアプランナー1級」という試験を受けてきました。
この資格は国家資格ではなくJPEX(?)の民間資格で、国家資格で言うところの名称独占資格といった感じです。
設置義務資格ではないですが技能検定のような試験内容なので業者選びの目安にはなりそうです。
四者択一の学科と製図の試験で学科はプロであればわかるような者なので過去問を一度やれば問題はないかと思います。どちらか受かってもう片方が落ちても来年に持ち越せるようです。
さっそく製図の練習をしました。
↑こちらは製図の見本で試験問題はA3用紙に住宅の配置図が印刷されているので、それにその年の課題に沿ったエクステリアのプランニングをしていきます。
実際は時間に余裕はないので事前に送られてくる問題を見てゾーニングまでは予想で決めておかなければ時間切れになるかもしれません。
ある程度決まり事もあるようなのでちゃんと過去問を見て外壁の立面図なども書き方を練習していきます。
平面図であまり時間をかけてしまうと立面図と断面図やコンセプトの説明欄や引き出し線関係等、時間が無くなります。
試しに一度描いてみたら完全に時間オーバーでした。
断面図は壁を含む事というルールがありますが、逆に言うと壁を含んでいれば残りは成るべく構造物のない場所の断面図を描けば良いのでそのためのプランニングをする等、事前に作戦をたてておく必要ガアリマス。
確か例年の合格率が50%前後くらいだったような気がします。
普段からやってる人がちゃんと練習すれば受かる%といった感じでしょうか。
そして先日結果が届きました。
なんとか合格できました。
インターネットで結果発表のページを見たらわりと数字が飛んでいて、今年の合格率は50%を切っていたかもしれません。欠席した人もいたかもしれませんが半数以上が不合格というのはやはりそれなりに難しいということかもしれません。
世間に浸透してる気もしないですし、持っている人なら安心という訳ではありませんが少なくともちゃんと勉強して受かっているという事実がありますからお客様にとって業者選びの目安になるとともにこの資格そのものが今よりももっと世に知られるところとなれば嬉しいです。
また有資格者の名前は協会のホームページの一覧表に掲載されると思いますので地域のエクステリア業者さんでエクステリアプランナーの資格を持っている人を検索することもできるのかもしれません。
このような資格をかわきりに業界全体でお客様に良いものを提供できるよう切磋琢磨し合っていけると素晴らしいですね。