先日、住宅の北に面する駐車場スペースを全面的にカーポートでカバーしたいというご依頼をいただき施工させていただきました。
余裕をもって3台駐車できるだけの広さがあります。
玄関の開口部にカーポートの屋根がかぶらないようにやり越したいとのご希望でしたので高さをH28という一番高いサイズにしました。
H28というのは一番前の低い屋根の高さが2m80cmは確保されているので高さが2m80cm以下の車両などは梁や屋根裏に接触しないということになります。
スカイリードは通常前に勾配をとるので道路沿いが一番低く、住宅の壁沿いが一番高くなり実際に住宅側は3m40cm ほどになりました。
スカイリードの下の駐車場スペースは全面的にコンクリートを打設するので、コンクリートを打設するために現状の土を掘削、整地していきます。
今回は間口がスカイリードでは最長の8mあるので柱が4本あります。カーポートを施工する際にわりと問題になるのが、カーポートを施工したい場所を決めた後に柱をメーカーの設計図の標準的な位置に埋めるのが難しいことがたまにあります。
今回、御施主様の希望と存在するカーポートのモデルと施工する駐車場スペースの形状と、この3つを考慮してカーポートを選定する必要が有りどうしても玄関前に柱を施工せざるをえず、しかも地中に雨水と雑排水のパイプがこみ合っているのがわかっている場所に柱をもってくるしかなかったのがツライところでした。
幸い排水のパイプの経路は変更せずに柱を埋めることができたのでパイプをコンクリートで全面的に巻き込まないような形状で穴を掘っていきます。
ここまでで一日目の作業は終了で、次はカーポートの柱と梁を建てていきます。