前回柱の穴を掘ったので今日はカーポートの柱を実際にいけていきます。
複数台用のカーポートは柱と梁を地面の上で横に寝かせた状態で組んで「コ」の字型にしてからクレーンで吊り上げてあらかじめ掘ってある穴に設置することが多い(メーカーの施工方法指示通り)のですが、今回設置するカーポートは柱を先に建てておいてから梁をクレーンで吊って(重量100kgほど)柱にさすタイプです。なので柱の位置は正確でないと、梁から突き出ている柱との連結金具が柱にささらないので柱は高さと対角などの位置を正確に出しておく必要があります。
無事に奥の鳥居が設置されました。
キズをつけないように慎重に組み立てていきます。
今回はサンシルバーという色ですが黒系のアルミ部材だと、塗装がけずれると銀色のアルミの肌が見えてとても目立つのでアルミ部材を取り扱う時は細かな気配りがとても重要になってきます。
無事に手前の鳥居も組み上がり、仮のつなぎ材で倒れないようにして対角などのズレを直してコンクリートを流しこみ柱を固定していきます。
ここまでで、1日かかってしまいました。
カーポートは柱と梁が組み上がれば屋根は簡単です。
それぞれの柱の高さや通りや対角は柱と梁を組見終わった時点で正確に出ているはずなので屋根は何も考えずに部材を組むだけだからです。
でも実は今回、土地にたいしての家の配置とカーポートの設置場所の関係ですべての屋根部材を加工する必要があるので明日は1日アルミの切り詰めです。
アルミの切り詰め加工はエクステリア工事で1番と言って良いほどの騒音を発生するので、ご近所さんには事前に謝っておく必要があります!
それにしてもハイルーフタイプの梁を改めて組んでから見るととても高いです