聚楽塗り替え工事4

藤枝市 左官工事
聚楽塗りつけ直後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も塗ってる最中を撮り忘れましたが、コチラ↑は聚楽を塗ってしばらく経ってから撮りました。

梨地肌と言ってツルツルしてなくて素材の風合いが出ています。

ちなみにざらざらしているのは木粉です。

 

藤枝市 左官
聚楽 塗りつけ直後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コチラ↑は聚楽を塗ってしばらくしているので水がひいていて肌の様子がよくわかります。

この材料も前回のスーパーカーボンプラスター同様二度塗りで、一度目はガリガリめに薄くぬって水の引き具合を見てから二度目で仕上げていきます。

ただ聚楽は柔らかい状態で仕上げていきますので塗りつけたらすぐプラスチックの鏝で頭をはって仕上げながら次の面に移ります。

他の材料ではしばらくして水がひいてきたらまた頭をはりますが(鏝で何度か押さえて仕上げる行程)聚楽はそのまま仕上げになります。

コチラ↓は後日コンセントカバーを取り付けに行った時の完成写真ですがケータイカメラの限界を感じる写真になってしまいました。

実際はとてもキレイになり、よりいっそう明るい雰囲気の玄関にうまれかわりました。

こちらのお宅は和風住宅なので聚楽仕上げがよく似合います。

最近は減ってきてしまいましたが、久し振りの左官仕上げで楽しくできました。

最近は外構をあまりやってない気が…

聚楽 仕上げ
聚楽仕上げ

聚楽塗り替え工事3

聚楽中塗り
聚楽中塗り こちらは中塗りをした状態のアップ写真です。黒っぽい点々が見えますが、これがカーボンの繊維でつなぎになってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーボンプラスターという材料を塗りますが、今回はリフォームなのでアク止めの効果が高いスーパーカーボンプラスターにしました。

塗ってる最中の写真を撮り忘れてしまいましたが、左官作業の多くは一度で塗らずに二回で塗ります。

スーパーカーボンプラスターを一度ガリガリより少し厚めに塗ってから水の引き具合をみてもう一度塗ります。

一度で仕上げるよりも、一回薄めにこすっておく方が二度目の塗りつけの際に塗りやく平らもとりやすいです。

これはほとんどの左官材料がそうではないかと思います。

二度目に塗る時はこれが仕上げのつもりで塗ります。これも多くの左官材料が該当することですが、仕上げのキレイさを決めるのは基本的に中塗りだからです。

中塗りで鏝ムラができているのにその鏝ムラを仕上げの材料で消しながら仕上げることはしません。

というよりも非常に大変です。

最終的な塗り厚さが1.5mmくらいになることが普通だとは思いますが、今回はリフォームなので下地の石膏ボードの上に昔の中塗りがとってあるのでその不陸(でこぼこ)をなくすように塗るので厚くなるところもあります。

こういう言い方だと前に塗った方に失礼な気もしますが..

中塗りが終わった状態の写真がコチラ↓です

聚楽中塗り
聚楽中塗り

次回は仕上げの聚楽です。

新しくキレイな壁になるのが楽しみです

 

聚楽塗り替え工事2

藤枝 聚楽
聚楽 剥がし中
藤枝 聚楽
聚楽 接着剤塗布

前回古い聚楽を剥がした時の写真です。

水で湿らせて2、30分置いて柔らくなった聚楽を金属のヘラでかいて落としていきます。

お好み焼きを焼く時に使うようなヘラで誰でも簡単に落とすことができるので、剥離パックを使わなくてもご家庭にあるものでできます。

この時多少は残るかもしれませんが少しくらい色が残ってるくらいなら問題ありません。

すべて落としたら古い石膏下地にノリを塗っていきます。写真のようにハケかローラーで柱や床にボンドがつかないようにしましょう。

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聚楽塗り替え工事

聚楽塗り替え工事をします。

現在聚楽を塗ってある和風の玄関を少し明るい色の聚楽に塗り替えます。

とても豪華な平屋の和風住宅でとてもキレイに塗ってあるので塗り替えるのももったいないくらいですが、もう少し明るい色にしたいとの施主様の希望で玄関だけ塗り替えることになりました。

和室はとてもキレイに漆喰で仕上げてありとても感心いたしましたが当社も負けていられません。

まず今日は古い聚楽壁を剥がしていきます。

以前は水で濡らして剥がしましたが、今は剥離パックというもので剥がしていきます。

こちらは粉末を水に溶かすと水がゼリー状になるもので、ゼリー状になった水を鏝で壁に塗りつけることによってハケで水を塗ったり噴霧したりするよりも多くの水を染み込ませ、より剥がしやすくするものです。

だと思います。

リフォームは養生をいたる所にしながら古いものを部分的に壊し新しくやりかえる事になるので新築よりも手間がかかりますが、古くなったものが新しく生まれ変わった姿は新築とは違った感動があり、お施主様が喜んでいただいてている声をダイレクトに聞けるのでとてもやりがいがあります。

次は接着剤を塗って、中塗りの工程です。

話しはそれますが

ブロック技能検定
一級ブロック技能検定

一昨年、一級建築ブロック技能士の資格をとった時の話です。

エクステリアの施工業者としてはブロック積みは日常茶飯事なので当然保有しているべき技術で、普通はある一定のレベルで皆さんが持っていらっしゃるスキルです。

多少、できばえに差はあるかもしれませんが極端に上手い人も下手な人も見た事はありません。

完成したブロック塀がパッと見でこぼこな人は工事を任してもらえないので、出来上がりはそれほど差がないと思います。

それではどこに差が付くかということですが、私が思うにスピードや、作業中の段取りの上手さ、整理整頓しながら作業しているか、そして正確さです。

ここで言う正確さとは、分かりやすく言えば建築基準省令等に準拠しているか、です。

つまりルールを守っているかです。

恥ずかしながら私も試験勉強して初めて知ったこともありました。

大切なのは資格を持っていることではなく、必要な知識を勉強して行動を起こすことだと思い資格を取りました。

自分だったらこういう人に工事してもらいたい、そんなことを考えながら試験勉強に臨みました。

エクステリア業界は公共事業でもないので、厳しく取り締まられることもなく曖昧になってるのが現状で、実際それで問題が起きることもほとんどありません。

極端に変な工事をする人は最近はめったにいないと思いますのであまり心配することもないですが

各施工業者様が一丸となって良い雰囲気を作れたら素晴らしいと思います。

これからも自分に必要な知識はどんどん吸収していこうと思います。

今度土地家屋調査士に挑んでみようかと思ってます。

擁壁のやりかえ 3

藤枝 エクステリア
下地砕石

砕石とは山を削って粒の大きさを揃えたもので、こちらは静岡の山から採れた0-40と呼ばれるものでよく使われるもので非常にコスパに優れています。

水捌けが良く、転圧するとよく締まり、それでいて安価です。

今回は隣が田んぼなので余分には敷かず擁壁を施工する面積分だけ敷きならし、その状況が上の写真でこの後機械で転圧します。

転圧とは重たい機械が振動しながら移動し、土の表面を締め固める工程のことです。

この後型枠を起こして基礎コンクリートを打設していきます。

ブロック積み

今回は昨年発売された新しいブロックを積んでみました。

名前はGPブロックです。普通は一般家庭で使用するブロックと言えば普通ブロックか化粧ブロックかの二種類です。

このブロックは普通ブロックに該当します。

簡単に言うと普通ブロックは安価で、化粧ブロックは意匠性に特化し高価といった感じです。

こちらのGP ブロックは普通ブロックのような外観で、実寸で長さが400mm有り縦目地を施工業者がつかずにブロック自体に縦目地をつけてあるように見えるよう加工されています。

お値段もそれほど高いような材料ではないため、従来の普通ブロックよりも縦目地の汚れ(エフロレッセンス)が出にくいという些細ながらもメリットがあるためオススメです。

 

擁壁のやりかえ 2

  • ブロックの解体作業をしました。
    ブロック 解体 藤枝
    ブロック塀解体

    昔の建造物は今よりも建築基準が行き渡ってなかったのか、簡単に工事してあることが非常に多いので解体も簡単でした。

鉄筋も横方向に一本のみで、全体が一体化してたワケではないので良くないことですが解体はラクです。

私がこの仕事を始めた20年くらい前は既にちゃんと堅牢なつくりになってますので、これからの解体はとても時間と手間がかかることになります。

ブロック 解体 藤枝
ブロック塀解体

なにはともあれ無事解体作業は一日でできました。

これから新たに施工する擁壁の下地作りです。

擁壁のやりかえ

エクステリアの仕事ではありませんがこんな工事もします。

今日は傾いてきた古いブロック塀を取り壊して新しく擁壁を造る工事です。

ブロック塀解体
ブロック塀解体

まずは古いブロックを取り壊すために裏の土を棄てます。土を取り除くとこんな感じです。

ちょうどブロック8段分ですね。

土質は普通なのですが狭いので思うように作業が進みません。

排水管も出てきました。

土ごと崩れたら配管をやり直しなので崩れないように慎重に作業を進めます。

2tダンプに10台以上の残土がでましたが二日かかってなんとか出しました。

田んぼ側から見るとこんな感じ。

ちなみブロックを土留めにしてはいけないんですけどね

実は一般住宅の建築以外の外構工事ってルールを無視してる工事がとても多いんですよね。

省令の発令前だったとかではなく、施工する業者の勉強不足がほとんどな気がするのも悲しい現実ですが。

 

次はブロックを解体していきますが、大雨の予報なので切り土した面が崩れないことを祈ります。

フェンス

今日はフェンスを貼っていきます。

先日立てておいた柱に高さ2mの目隠しフェンスを貼っていきます。

フェンス工事
フェンス工事

風が強いので煽られないように気をつけないと…