↑先日打設したガレージの基礎コンクリートの型枠を外したところです。
正確には更に埋め戻しもした状態です。
土質が普通土なので基礎コンクリートの構造は図面通りとしましたが、一点違うところは、図面はT型基礎なのに対して今回はL型基礎にしました。
基礎コンクリート自体のベースと立ち上がりが逆Tの字で図面は推奨してますが、ベースと立ち上がりを一体化させて一度にコンクリートを流し入れるためには逆T の字では型枠を完全に浮かせる必要が出てくるためベースの幅を少し広くしてL字で一度にコンクリートを流し入れてより強くしてみました。
T型基礎だとベース(Tの横棒部分)を打設してから立ち上がり部分の型枠を組んで後日か、早くても数時間後にコンクリートを打設することになるのでどうしても別物になってしまいます。
それなら一度にコンクリートを打った方が強い気がします。
これは施工する人の考え方で何を優先にするか、によるのかもしれません。
↑基礎の周りを埋め戻して土間の準備をしていきます。
土間コンクリートの下地なので入念に転圧して湿気が地面から上がってガレージ内に蒸発するのをふせぐ土間シートというフィルムを敷きます。
今の住宅は100%やってあると思います。
以前の布基礎の住宅では土台の下にしか基礎がなくて残りの広い面積も防湿のための土間を打ってない家もたくさんあるので湿気上がり放題でした。
割りと効果的なのでガレージなどの土間タイプの構造物は今では当たり前になってますね。
今回、お施主様の使用目的は車庫ではないのですが一応補強のワイヤーメッシュは通常一般住宅の駐車場のコンクリートに使用する径が6mmのものを全面敷いていき明日の土間打設の準備終は終わりです。