コロナで何もできないので道具のお手入れ

HR4030C
HR4030C

今日はせっかくの日曜日ですが新型コロナウイルスで出掛けられないので午前中に予定していた打ち合わせも終わって何をしようかと考えていたら長年使っている電動工具のお手入れをしていないことを思い出して急遽オーバーホールすることになりました。

マキタのハンマードリルHR4030C

です。

このハツリ機(ハツリ機というのがちゃんとした言い方かわからないけど普通はみんなハツリ機というような気がします)はグリスパックといってグリスを入れる部屋があってそこに定期的にグリスを入れればメンテナンスできますよ、という商品で簡単にできる事なのでたまにやっていたんですけど今日は時間があるので思いきってオーバーホールに近いことをしようかと思い本体もばらしていきます。

HR4030C
HR4030C

大きなゼンマイのように見える部分が真っ黒くて古いグリスで汚れていたのでパーツクリーナー4本使って奥の方まで全部キレイしました。

おそらくグリスパックにマキタの規定量のグリスを入れるとこちらに回ってくるのでしょうか?

たくさん入れると故障すると言われたのですが一応規定のグリスとは別でヤンマーの高級グリスを塗ってから本体を組み直しておきました。

HR4030Cグリスパック
HR4030Cグリスパック

↑こちらが規定量のグリスを所定の場所に入れたところです。

このあと慣らし運転で機械を回してみたところオーバーホール前よりも軽やかな動きと音でよみがえった気がします。

おそらく気のせいです

早くコロナが収束しないかな~🐤🐤🐤

イナバガレージ ガレーディア完成

ガレーディア
ガレーディア
ガレーディア

前回の続きで、イナバガレージのガレーディアが完成しました。

窓と勝手口をオプションでつけました。

お施主さんの使い方が、車庫としてのガレージではなくガレージハウスとのことで、今後ご自身で内装をやっていくとのことで少ししてからお伺いしたところとても丁寧に内部を仕上げてる途中でした。

もともとが車庫なので、暑さや寒さ対策や雨音やすきま風などの対策をちゃんと計画して施工されていらっしゃいました。

当社で内装まで施工したわけではないので写真を載せられないのが申し訳ないのですが…

養生期間もあり足掛け2週間ほどで完成しました。

個人的にはイナバさんを推してるのですがシャッターの色にもっとバリエーションが増えてくれるともっとエンドユーザーさんのニーズに応えられるような気がするのでぜひイナバさんの企画部の方たちに検討していただきたい今日この頃です。

イナバガレージ ガレーディア5

中間梁
水切と土台
水切と土台

ガレージ内部の土間が乾いてきたので本体を組んでいきます。

極端な悪影響はないかもしれませんがコンクリートが乾いて無いときに本体を組んでしまうと上がった湿気がガレージ内にこもるかもしれないので(換気すれば良いのですが一応)コンクリートの乾きを待ってからにしました。

まずは壁を伝わって落ちてくる雨水等が基礎天端沿いにガレージ内部に侵入してこないようにするための水切りを基礎天端に埋設しておいたアンカーボルトで止めるていきます。

↑その上に土台を被せたところの写真

中間梁
中間梁

午後になって晴れてきました。

このサイズになると中間に梁を入れるのですが(建物中央)100kgあるので重いです

一人でももちろんできるように設計してくれてあるので問題はありませんが、梁を上まであげたあとはさすがに疲れきってしまったので屋根を設置したところまででこの日の作業は終わりです。

ちなみに梁よりもシャッターの方が一人での作業は神経を使います。

イナバガレージ ガレーディア4

土間コンクリート押さえ
土間打設
土間打設

先日の続きで本日は土間コンクリートを打設していきます。

 

土間コンクリート流し込み完了
土間コンクリート流し込み完了

ひととおり流し込んだコンクリートを平らにならしたところでちょうどガレージの材料がとどきました。

通常1%くらいの水勾配をとりますが、お施主様より完成後自分でガレージハウスに加工する予定を伺っていたので今回は水勾配はなしで水平を狙ってならしていきます。

またコンクリートを流すと打設すると打つとはる、は同じ意味です。

同様にコンクリートを鏝でならすと押さえるは同じ意味です。

土間コンクリート押さえ
土間コンクリート押さえ

土間コンクリートを打設した上の空間が居室やガレージ等の空間になる場合、普通は地面からの湿気の上がりを防ぐため土間シートを張ってからコンクリートを流すので、流したコンクリートの水分は地面に吸収されず蒸発によってのみ水分がなくなるので少し乾きが悪くなり鏝仕上げの時間が長くかかります。

急激な乾燥よりはコンクリートの品質にとっては良いので夜中氷点下になる日以外は困りはしません。

この点は静岡で良かったと思うことが多いです。

北海道とかどうするんだろう…

 

滑り止めの加工をする必要はないので金鏝で平滑にしあげて完了です。

駐車場やアプローチ等で雨によって濡れる部分は最近刷毛引き仕上げにすることが普通になっています。

コンクリートは最初の一年くらいはツルツルで雨の日はよく滑ります。

以前大雨の日に車で走っていたら自分の家の駐車場で転んで頭から血を流して倒れている方がいて救急車を呼んだことがありますが、手すりも無くコンクリートも押さえてあって滑りやすい感じでした。

一人暮らしの方だったので非常に危険な事例でした。

ちなみに見た目に反して、金鏝押さえより刷毛引き仕上げの方が大変です。

手間や工程が増えるのと日当たりが均一じゃない時に刷毛の目が揃い辛いのでその対策が増えます。

土間を平らにならす技術力が無い方は決まって刷毛引きの方が楽だと言います。

表面を刷毛で荒らして逃げにしてるだけなので、そのようなことを言う業者には注意してください。

個人的にはほとんどの構造物は土台や基礎が一番大変だと思うのでここまでくればあとは組み立てだけなので少し気持ちに余裕ができます。

水平、直角、対角を出す作業が終わっているので組み立てるだけになりますから慣れているモデルなら図面を見なくてもできるようになります。

 

イナバ ガレーディア3

ガレーディア土間準備
ガレーディア基礎コンクリート
ガレーディア基礎コンクリート

↑先日打設したガレージの基礎コンクリートの型枠を外したところです。

正確には更に埋め戻しもした状態です。

土質が普通土なので基礎コンクリートの構造は図面通りとしましたが、一点違うところは、図面はT型基礎なのに対して今回はL型基礎にしました。

基礎コンクリート自体のベースと立ち上がりが逆Tの字で図面は推奨してますが、ベースと立ち上がりを一体化させて一度にコンクリートを流し入れるためには逆T の字では型枠を完全に浮かせる必要が出てくるためベースの幅を少し広くしてL字で一度にコンクリートを流し入れてより強くしてみました。

T型基礎だとベース(Tの横棒部分)を打設してから立ち上がり部分の型枠を組んで後日か、早くても数時間後にコンクリートを打設することになるのでどうしても別物になってしまいます。

それなら一度にコンクリートを打った方が強い気がします。

これは施工する人の考え方で何を優先にするか、によるのかもしれません。

ガレーディア土間準備
ガレーディア土間準備

↑基礎の周りを埋め戻して土間の準備をしていきます。

土間コンクリートの下地なので入念に転圧して湿気が地面から上がってガレージ内に蒸発するのをふせぐ土間シートというフィルムを敷きます。

今の住宅は100%やってあると思います。

以前の布基礎の住宅では土台の下にしか基礎がなくて残りの広い面積も防湿のための土間を打ってない家もたくさんあるので湿気上がり放題でした。

割りと効果的なのでガレージなどの土間タイプの構造物は今では当たり前になってますね。

今回、お施主様の使用目的は車庫ではないのですが一応補強のワイヤーメッシュは通常一般住宅の駐車場のコンクリートに使用する径が6mmのものを全面敷いていき明日の土間打設の準備終は終わりです。

 

イナバガレージ ガレーディア2

ガレージ布基礎
ガレージ布基礎
ガレージ布基礎

前回の続きで鉄筋を組んでから型枠を起こしていきます。

ベースコンクリートと縦に立ち上がる部分(立ち上がりとか布基礎とか言います)を一体でコンクリートを流し入れる方がコンクリートとしては強いので型枠を浮かして一度にベースと立ち上がりを打設するように枠を組んでいきます。

浮き型といって、住宅の基礎でも他社との差別化をはかってウリにしている工務店さんもあるようです。

型枠を起こすのに手間と時間がかかりますが最終的にはメリットも多いのでこれからはもっとスタンダードになるような気がします。

コンクリート構造物の強度を出すにはいくつか方法があり、コンクリートのセメントの配合量を増やす、水の量を少なくする、コンクリート打設後の湿潤養生をちゃんと取って急激な乾燥を防ぐ事等が主で普通各業者さんが気を付けてている事だと思いますが、布基礎の場合は更に加えてベース部分と立ち上がり部分を一体して打設することも有効です

イナバガレージ ガレーディア

イナバガレージ
ガレージ丁張り

イナバ物置のガレージシリーズ「ガレーディア」を組み立てました。

↑まずは丁張を出して境界線からの離れと直角、天端(てんば)の水平を確定させていきます。

最近では物置はもちろんのことガレージもDIYで組み立てる方もいらっしゃいますが皆さん恐らく道具が無くて困ることがあるのでは?と思いますが丁張を出すのに使う杭と杭を打つ道具、通りの通った貫板もまさにそうではないかと思います。

なぜならインパクトなどは他にも用途がありますが杭はめったに使いませんからね~

ガレージ基礎
ガレージ基礎

↑丁張を出したら墨どおり水糸を張って、糸にならって高さと通りを合わせて基礎のベースコンクリートの為の型枠と鉄筋を配置していきます。

基礎の形状はイナバの図面上に記載されているのでそれを参考に

ベースコンクリートの施工に先立って捨てコンを打設すると後々の作業は楽になります。

丁張の水糸は空中なのでそれを地面に出す事が出来て型枠をおこすのも捨てコンを打設してあるとらくになります。

今回は捨てコンを打ってないですが…

それにしても今年の冬は暑いくらいでいささか心配になります。

ブロック塀補修をした時の話

アクアビルドローラー仕上げ

ブロック塀にクラックが入って雨水が入っては出てくるので中の鉄筋の錆が垂れて出てきてしまったブロック塀を補修した時の話しです。

ブロック塀補修
ブロック塀補修

↑下地のブロックの目地の形でクラックが入ってしまっていたので電動工具でクラックをUカットして補修材を詰めた状態です。

「エポキシ樹脂モルタル」を充填して数日間してから塗装をかけていきます。

クラックに電動工具の刃を入れて、より大きな溝にしてからすでに中に入っている雨水が出てくるのを何日か待ってからの施工になってしまい工期が長くなったのでお施主様にだいぶストレスになってしまいましたが、とても大事な工程です。

雨水の進入の原因になったクラックを完全にふさいだら次は弾性のある塗料で塗装していきます。

ブロック塀補修塗装
ブロック塀補修塗装

今回はお施主の目的に合わせて「アクアビルド」という塗料を使用しました。

ローラーで塗装してある門柱が内部に水が進入し、ある一ヶ所からまた出て塗装が膨らんでしまっている塀をたまに見ることがありますが、ちょっとしたミス等でそのような事になってしまいます。

材料の選定と工法の選定はとてもじゅうようです。

アクアビルドローラー仕上げ
アクアビルドローラー仕上げ

右が塗装前で左が塗装後です。

補修した箇所も目立たなくなりました。

ベストは解体してからの作り直しですが今は様々すぐれた商品が各メーカー様が開発してくれているので費用を抑えてトラブルを解消することもできるようになりました。

 

 

樹木の伐採をしました

伐採前
伐採前
伐採前

先日、庭に勝手に生えてしまった木が大きくなりすぎたので切ってほしいとの依頼をいただき伐採してきました。

レーザーで測ってみたら一番てっぺんでは10mほどありました。

敷地の中には他にもモチの木などが数本あり、すべて鳥などによるものとのことでした

実はこのような事例はメチャクチャ多いんです

中でもダントツで多いのがモチの木で、赤い実がつくからなのか放っておいてしまう方が多く背丈くらいなら御主人さんが日曜日に一時間も作業すれば根っこまでキレいに撤去できますが幹が直径15cmくらいになってしまうとまぁ中々大変な事になります。

何年か前にもそのようなケースで根っこが汚水配管を巻き込んで潰して流した汚物が詰まるという事態になり撤去しましたが、全て手作業で配管と複雑に絡みあった根っこを取り除くのに夜までかかりお金もかかってしまいました。

膝くらいの背丈の時なら手で引っこ抜いて終わりなので放置しておくのはデメリットばかりですね

見上げた感じ
見上げた感じ

引き込み線もあり今はとくに影響なさそうに見えますが早めに撤去した方が良さそうな状況です。

伐採中
伐採中

まずは上から少しずつ枝を切り落としていきます。

上下作業になるので安全第一で焦らず慎重に作業を進めていきます。

だいぶ綺麗になりました
だいぶ綺麗になりました

葉っぱがついてる枝がほとんどなくなりスッキリしましたが、ここから幹が太くなっていき作業としては大変になっていきます。

峠は越えました
峠は越えました

ここからはクレーンにロープを巻き付けて幹を軽く吊る感じにしておいてその下をチェーンソーで切り離してそのままクレーンで荷台に載せて、の繰り返しで無事撤去完了です。

因みにこの木はセンダンの木です。

秋冬あたりに河川敷を走りまわってると服にくっついてくるセンダン草はこのセンダンの木の葉っぱに似てるからその名前がついたらしいです。

栴檀は双葉より芳し

せんだんはふたばよりかんばし

のセンダンです。

優れてるものは若い時から優れてるという意味ですね

センダンは香木で幼木のころから良い匂いがして建築材料や細工にも使われております。

何も考えずにいつも通り産廃場に捨てちゃったけどこんなに太い幹なら何かに使えたんじゃないかと思いはじめたところですが、依頼して下さった方もやっとスッキリしたと喜んでいただけたのでまあ無事に作業が完了したことだし、何十年もかけて育った木をあっさり捨てちゃったけどもったいないとか考えるのはやめようと

思える日が来ると良いです

三協アルミ独立式フーゴF

独立テラス完成
独立テラス着工前
独立テラス着工前

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

昨年の事ですが、会社の御近所さんに独立テラスをご依頼いただきました。

どこの会社でも多少は好き嫌いがあるとは思いますが、当社は完全にアルミは三協アルミさんをおすすめしておりますので、今回も三協アルミ独立テラスフーゴFを選ばせていただきました。

ちょうどお施主様のご希望に近い間口、奥行き、高さのラインナップがあり切り詰め加工せずに施工できました。切り詰め加工してしまうと材料を一部廃棄してムダにしてしまうことになるので切り詰めはないにこしたことはないです。

屋根パネルの色は日照を加味するとかすみ調というスモークガラスのようなパネルに落ち着くことが多いと思います。

夏は光をさえぎりたいけど冬は日の光が欲しくなると思います。

カーポートなら好き嫌いで良いかと思いますが、今回のようにリビングに面して駐輪場を兼ねての雨よけとしてのテラスとなると屋根パネルは限られてきます。

 

独立テラス内観
独立テラス内観

ちょうど良い幅のサイズがあり、切り詰め無しで二階のベランダに差し込む感じでおさめられました。

短くてベランダとオーバーラップしないと雨が差し込むし必要以上に長いとベランダとかぶってる部分はいらなくなります。

高さもメーカーの仕様書通りでピッタリベランダの下におさまりました。

独立テラス完成
独立テラス完成

工事は一日目に穴を掘って柱を埋めたら二日目に本体を組み上げて完成です。

駐輪場スペースのほとんどをカバーできて雨が降った時は今までと段違いにストレスがなくなると思います。

と言うことで早く雨が降ってお子さんの、屋根ができてちょっと楽になった

の言葉を聞きたい今日この頃です

それにしても今年の冬は暖かいですね